毎日生活をしていれば必ずでる生ごみ。
皆さんはどのように処理をされていますか?
冷凍だったり、乾燥・粉砕させたり、こまめにごみを出すようにしたり。
きっと皆さん工夫されていることでしょう。
我が家は以前ディスポ―ザー付きのマンションに住んでいてました。ゴミは365日いつでも出せます。ゆえにごみに処理に関して大変快適に過ごしておりました。
しかし、引っ越した先はディスポ―ザーなし。しかも戸建てのためにいつでもごみを出すなんてことはできません。
さて困った。生ごみはどうやって処理をしようか。
色々調べてみると、どうやら戸建てにもディスポーザーをつけることができるみたいです。
大型マンションだけの特権じゃない!ディスポ―ザーについてまとめてみました。
ディスポーザーってなに?
ディスポ―ザーとは
ディスポ―サーとはキッチンのシンクにとりつける生ごみ処理機です。水を流しながらスイッチをいれると生ごみを粉砕し、そのまま流してくれます。生ごみがたまるとその都度処理できるので、三角コーナー不要。いつもシンクを清潔に保つことができます。

以前の我が家はマンションの高層階のため、そもそもGは発生しにくいのだと思いますが、コバエなどもほとんど出たことがありません。生ごみをそのままにしておくことがないので、害虫がほとんどでないのです。虫嫌いの方にとってはありがたいですよね。
ディスポーザーの仕組み
- ディスポーザーに生ゴミを入れる
- 水を出す
- ふたを閉めてスイッチをいれる
- 粉砕刃が回転し、生ゴミを粉剤処理

我が家の場合、ふたがスイッチになっていて、ディスポ―ザにごみをいれて蓋をしめて回すと粉砕が始まります。蓋をしめることでロックがかかり、スイッチが入るシステムなので、間違って手を入れてしまうなどの事故は起こりにくいです。
なお、排水の仕方には2通りあります。1つは浄化槽を設置する方法ともう一つは直接下水に流す方法です。マンション全体に設置されているものだと、浄化槽を設けている場合が多いです。私の住んでいるマンションもそうです。浄化槽を設けているほうが、下水処理システムへの負荷を減らせますが、その分コストがかかります(設置費・メンテナンスが別途必要になるため)。
気になる音ですが、これは残念ながら大きいです。ただし、マンションの別の部屋からその音が聞こえるような大きさではないですし、慣れてしまえば特に気になりません。10年物の洗濯機の脱水くらいの音…を想像してください。
ディスポ―ザーのメリット・デメリット
ディスポーザーのメリット
- 生ごみを捨てる手間がなくなる
- キッチンの悪臭をふせぐことができる
- ゴキブリ・コバエなどの発生をおさえることができる
- キッチンを衛生的に保てる
ディスポーザーのデメリット
- 設置費用がかかる
- 水道代・電気代が若干かかる
- メンテナンスが必要
- 使用不可の洗剤や流せない食べ物に注意が必要(塩素系洗剤・熱湯、繊維質の食べ物NG)
- 使用時に大き音がする
ディスポーザーのお手入れ方法
普段のお手入れに特別な洗剤等必要ありません。逆に、塩素系の洗剤など利用するのはNG!
普段のお手入れは以下の2通り!
- 氷をディスポーザーに入れて粉砕する
- かんきつ類の皮を水と一緒に粉砕する

私は3日に1回程度、氷を粉砕させてお手入れしているだけです。においが気になったときは、レモンやオレンジなど柑橘類の皮を水と一緒に粉砕します。これだけでにおいがおさまり、すっきりしますよ!
特別なお手入れとしては、数年に1回、配管部分を高圧洗浄してもらっています。今はマンション住まいで、このお手入れは管理費に含まれているので、特別に個人で手配しているわけではありません。

見ていると、そんな難しい作業をしているわけではないので、高圧洗浄機を持っていれば自分でもできそう!
ディスポーザーって環境に悪い?
ディスポーザー導入に関して考えたいことの一つに環境問題があります。
マンションなどに設置されているディスポーザーには浄化槽があり、そこでディスポーザーから流れた汚水を処理してから下水に流す仕組みです。
一方で、処理層を設置しないで直接下水に流す方法がとられるものもあります。その場合も、下水として下水処理場で処理してから川や海に流すので、大きく影響する・問題になることはないとの見解がとられています。
ただし、汚水を処理するための下水システムなどは地域によって異なり、それらへの負荷などが増加すると考えられるため、地域によってはディスポーザーの導入自体推奨していなかったり、許可されない場合があります。
また、環境問題を考えるうえでセットで検討する必要がある視点あります。それは、「焼却処理」についてです。
生ごみは「もえるごみ」として分別し、回収・焼却されますよね。多くの自治体がそうだと思います。生ごみの多くは「水分」なのです。水分を焼却するために余分にエネルギーを使い、CO₂の排出量が増加します。焼却処理という観点からは環境へは良い影響という見解がなされています。
国土交通省:「ディスポーザー導入時の影響判定の考え方」最終取りまとめについてhttp://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/04/040727_.html
ディスポーザーを試してみよう
ディスポーザーの設置費用は工事費込みで6万円から10万円前後です。その寿命は7~10年と長いので、年間にかかる費用と日々の負担を考えればそれほど高い買い物ではありません。

我が家はマンションに住んでいたとき毎日使用し、8年間何の問題もなく快適に使えていました。普段のお手入れも簡単で、いやなにおい、害虫から解放されます!
ご自身の地域がどのタイプのディスポーザーなら設置可能か確認し、つけられるのであれば戸建てでも是非ディスポーザーを!
これを使えばもう生ごみの臭いや害虫に悩まされなくなります!
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